冬に気分が落ち込むのはなぜ?ウインターブルー(冬季うつ)の原因と対策

メンタル

冬季うつ(ウインターブルー)とは?

秋から冬にかけて

・気分が落ち込む

・以前は楽しかったことに興味がわかなくなった

・疲れやすい

・やる気が出ない

・過食

・過眠

といった特徴がみられます。

うつ病との違いは?

簡単に説明すると、以下のような違いがあります。

季節性:冬季うつは季節の変わり目に関係していますが、うつ病は季節に関係なく発症します。

症状の重さ:冬季うつは症状が比較的軽度から中程度で、春になると改善することが多いですが、うつ病は長期間続き、治療が必要なことが多いです。

原因は?

それでは、なぜ冬にこのようなメンタルの不調がみられるのでしょうか?

原因を見ていきましょう。

1.日照時間の短さ

冬は日が短いため、日興を浴びる機会が減ります。すると、セロトニンの分泌が低下し、結果気分の落ち込みにつながります。

2.寒さによる身体への影響

寒さで血流が悪くなると、体内に酸素が十分行き渡らなくなります。また、冷えを感じると、無意識に体を縮こませたり肩をすぼませたりしますよね。このような状態が続くと筋肉が硬直し、自律神経が乱れやすくなります。その結果、疲労感や不安感、さらには気分の低下を引き起こす原因となるのです。

また、寒さで外出が億劫になり、運動不足に陥ることも。これが気分の低下を引き起こし、悪循環に陥ることが多いです。寒さを侮れませんね。

3.年末年始のストレス

仕事や家族のイベントが重なり、リラックスする時間が取れずにストレスを感じることもあります。普段とは違う忙しい雰囲気が続くと、気づかないうちに疲れがたまっているかもしれません。

4.孤独感や社会的な圧力

冬になると、寒さや日照時間の短さから家にいる時間がどうしても増えがちです。そんな中で、SNSを開くと、他の人が楽しそうに過ごしている様子が目に入ります。特に、旅行やイベント、友人との交流などを楽しむ投稿を見ると、「自分は何もしていない」と感じ、無意識に自分と他人を比較してしまうことがあります。周囲と自分を比べることで、ますますストレスや不安感が増してしまうことがあります。

冬季うつの原因は、寒さや日照時間の減少、または普段とは違った生活環境の変化が影響していることが分かりました。

対策について

さて、冬季うつの原因が分かったところで、対策・解決方法について見ていきましょう。

1. 光を浴びる

  • カーテン公開、部屋に自然光を取り入れる

2. 生活習慣を整える

  • 適度な運動(10~15分テ度の散歩でOK!)
  • 規則正しい睡眠
  • 栄養バランスの取れた食事

3. 心のケア

  • 趣味や楽しいことを増やす
  • 無理しないで休憩する
  • 人と交流する

4.重症の場合は…

  • カウンセリングや心理療法(認知行動療法など)を受ける
  • 必要に応じて医師に相談し、薬物療法を検討する

まとめ

筆者自身、冬季うつ気味です。そんな時は好きなものを食べて、空き時間に散歩をしたり、お家でストレッチをしたりと、とにかく負担にならない程度に活動しています。(このブログを書くこともリフレッシュになっています(^^♪)

寒くなってきた頃、なんだかいつもより調子が悪いなあと感じたり、気持ちがついていけない時は、冬季うつが原因の場合があります。ストレスに対して心身はとても素直です。体からのサインを見逃さず、自分と向き合い、大切にしてあげられるといいですね。

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